社員インタビュー
想像力と決定力で
プロセスそのものを作り出す。
テクノロジーソリューション事業本部 統括PM
F.M.
2005年入社
現場を渡り歩きながら
次の手、次の手を考えるのが楽しい。
現在、プロジェクトマネージャとして複数のプロジェクトを兼務で担当・管理しています。役職としてはマネジメントを行う管理職ではあるのですが、プロジェクトの中に入り込んで実作業も行っています。PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)の業務範囲はかなり幅広く、開発を進めていくための計画・設計・製造・テスト・移行といった全体の枠組みや運用を事前に準備し、管理する仕事です。いわゆるPDCAの「P」の部分の面積が大きく、開発チームがプロジェクトを円滑に回すための準備をするのがミッションであり、第三者目線で想像力をふくらませて次の手を考え、決定していくのが役割です。
決まったやり方がないからこそ、考えるのが醍醐味。
この仕事はあらかじめ決まったやり方があるのではなく、やり方やプランそのものを考える業務です。プロジェクトの目的が先にあり、そのための段取りや予算を考え、効率的な方法を探りながら全体を組み立てていきます。2005年に入社して最初の5年ほどは、アプリケーションのサポート業務で電話対応などをしていたのですが、あるとき上司
にPMO業務へのアサインを打診されました。最初にアサインされたのが大規模なプロジェクトで、考えるよりまず先にどんどん手を動かしていく中で、お客様との関係構築や開発への依頼、チームの管理など、経験や知見を少しずつ広げてきました。直接ものづくりをしない立場だからこそ見える俯瞰の視点から、プロジェクトを成功に導くプロセスを日々考えています。品質向上のためには手を抜けないですが、現場業務は充実感、達成感があります。
「やってみよう精神」で、幅を広げていきたい。
私はもともと人前で話すことは得意ではありませんでしたが、現場業務に携わる中で少しずつできることの幅を広げてきました。現場業務で遭遇する新しいことに「自分は関係ない」とシャットアウトするのではなく、私だったらどんなことができるかと食いついて、自分のスキルをブラッシュアップしていけたらいいなと思っています。私の経験が参考になるかはわかりませんが、考えることを楽しめる人や、ひとつの領域に固執せず、やってみよう精神で幅広くいろんなことにチャレンジできる人が向いているのでは、と思います。
※所属、役職、数値などは、インタビュー当時のものです。